【映画】 ダークナイト ライジング

ダークナイト ライジング

ダークナイト ライジング 原題「The Dark Knight Rises」

2012年 アメリカ 

監督 クリストファー・ノーラン
出演 クリスチャン・ベール トム・ハーディ アン・ハサウェイ ほか

伝説が、壮絶に、終わる。 新生バットマンシリーズ完結編!

ハービー・デント(アーロン・エッカート)による悪夢のような事件から8年の歳月が過ぎた。デントは、トゥーフェイスというそのおぞましき正体を市民に知られることなく、ゴッサムシティの悪と戦った英雄として祭り上げられ、「デント法」にもとづいて、犯罪者は次々と刑務所に収容されていった。

一方、デント殺しの汚名を着せられて久しい「闇の騎士」はその後1度もゴッサムに姿を現していない。ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は身も心も傷ついたまま、大豪邸にこもり続けていた。しかし、そのウェイン邸にメイドとして潜入し、彼の指紋を採取していった盗人セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)について調査を開始したブルースは、徐々に闇の騎士としての己を取り戻しつつあるようでもあった。

その頃、街の下水道口で孤児院出身の青年の死体が発見された。ウェイン産業が孤児院への援助を2年前に打ち切って以来、16歳で卒院していく孤児たちは仕事を求めて下水へ赴いているらしい。ゴードン市警本部長(ゲイリー・オールドマン)は一躍地下へと入り込んでいくが、そこでテロリスト、ベイン(トム・ハーディー)と遭遇する…

公式サイトより

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≪感想・解説≫

市民はヒーローの名前すら知らない…」 「いや知ってる… バットマンさ


「バットマン ビギンズ」に続き、社会現象にもなった「ダークナイト」の続編。そして完結編である。

前作が想像を超えた興行収入を叩き出し、その分より一層スケールアップした今作。前作のキャストに加え、大物俳優人を多数起用。製作費も前作の1億8000万ドルから2億5000万ドルに拡大し視聴者側の期待値も大幅に向上した。

あのダークナイトを超える作品が待っているのかと、期待を募らせながら鑑賞。映画の尺では長めであろう165分があっという間に思えるくらい映画にはまり込んでいた。そして終了後、興奮が冷めぬ間に頭の中を整理し、振り返ってみる。

今作はまず、8年前に姿を消したバットマンの復活から描かれている。
前作のラストで高所から転落したバットマンことブルース・ウェイン、前作時の様子としては、転落のダメージはあるものの、比較的軽症であるように見えたのだが、今作での登場はなんと杖がお供というなんともあっけない姿。医者の診断いわく、ひざの軟骨がないとのこと。勘違いじゃなければ、前作の転落後に警官から全速力で逃げてたような。

そしてバットマンがいざ復活、視聴者の鳥肌を誘うようにバットポッドでさっそうと登場したのもつかの間、デント殺害の罪を被っていた彼は完全に追われる存在。ぼくらのヒーローバットマンが悪の立場なんて悲しすぎるよぉ。
そんな中、唯一デントの真相を知っているゴードンは、真実を隠すことに罪悪感を抱き、公表しようとするが、行動に移せないでいた。


今回の真の悪役、デインであるが、バットマンシリーズでそこまで人気があるわけではないキャラをどうして登場させたのか。監督いわく「ジョーカーに似た悪役を登場させたくない、この映画には肉体的な脅威を感じさせる悪役を求めた」とのこと。まぁ確かに、筋肉ムキムキのマッチョマンであることは確かである。しかし、肉体的脅威を強めすぎたためか単純な力任せなキャラになってしまっている部分はある。前作のジョーカーのような知的な面はさほど見られず、とにかく力で人を脅かすキャラクターであった。

彼の卑劣極まりない言動には圧倒されてしまう。邪魔する奴はもちろん殺すし、必要ないと思った奴も殺す。

こんなサイコキャラが街を支配していくわけで、それはもう絶望感がハンパじゃない。
スタジアムを爆破するシーンは思わず息を殺してしまうほど圧倒される。そして観客席にいる何千人もの観衆の前で、核爆弾をさらし、唯一解除可能である開発者の首をへし折ってしまうのだから

さあて、この核爆弾どーすんだよ。ってところが今作のメインでもある。


前作同様、今回もかなりの要素を詰め込んだ作品になっている。がしかし、今回完結編ともあって一つ、「終決」という重大な要素を盛り込まなければならない。つまり、「次」がない以上。主要キャラクターの過去や正体、終着点を前2作含めて全てまとめなければならないのである。

そのため、ダークナイト以上に後半の伏線回収が増し、すべて理解するのには数回本編を見返す必要がある。あっちゃこっちゃからこれまで散りばめられた伏線の攻撃に合うので、しっかり回収の構えに入っていないとまず、内容を取りこぼすだろう。

バットマン自体の結末は、ハッピーエンドとまではいかないが、正体の知られぬ闇の騎士補正と、アルフレッドの伏線回収には最適だったのかもしれない。

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さて、ここからはちょっとだけ映画製作の小道具などについて。

制作費2億5000万ドルも投じられた今作。小道具(Prop)に関しても相当な力が入っている。

タンブラーを含め、兵器の登場台数が前作に比べあきらかに増えていたことにはどの視聴者も気づくとだろう。
飛行型の「バット」の登場など、制作費があるからこそ作れる代物であって、普通の映画はとうてい真似できない。
さらに細かい話になるが、実はゴッサム市警察の車両にも変化がある。

クラウンビクトリアの台数を大幅に増やしたこともその一つなのだが、地味に装甲タイプのアーマードカーも新たに登場している。本来エキストラ的な役目しか持たないゴッサムの警察車両だが、そんな微妙な所も手を抜いていないところが、製作人の映画製作に対する熱意を感じる。

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   今回新たに登場した装甲タイプ。





近未来型になっている点も前作から8年後ということを示す演出でもあるのだ。
え?どうでもいいって?まぁいいじゃないか

メイキング映像(シネマ・トゥデイより日本語字幕付き)もあわせてどうぞ





≪総評≫

★★★★☆

3時間興奮しっぱなしの映画です。なんだかんだ書いてしまいましたが、もう最高に面白いです。
ダークナイトを始めてみた時ほどの感動はありませんでしたが、十分満足です。

ダークナイトよりもビギンズのほうがこの映画と関連しているので、注意が必要ですね。

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