映画『ニード・フォー・スピード』

entry_img_215_20141113094900ede.jpg

ニード・フォー・スピード 原題「NEED FOR SPEED」

2014年 アメリカ


監督 スコット・ワウ
出演 アーロン・ポール ドミニク・クーパー イモージェン・プーツ


天才的なドライビングテクニックを持つレーサーのトビー(アーロン・ポール)は、パートナーのディーノ(ドミニク・クーパー)に裏切られぬれぎぬを着せられてしまう。

そのリベンジを果たすため、彼はチューンアップされたスーパーカーが目にも留まらぬスピードで疾走する危険なストリートレースに挑む。ライバルたちの妨害や警察が執拗に追跡する中、ゴールに向かってひた走るトビーだったが……。

シネマトゥデイより




 PDVD_001_20141115104357940.jpg PDVD_021_20141115104347c6a.jpg

解説


エレクトロニック・アーツのレースゲーム、『ニード・フォー・スピード シリーズ』を実写化したカーアクション映画。


ニード・フォー・スピードの思い出は『アンダーグラウンド2』に始まり、これまで長きに渡って自分を楽しませてくれたゲームシリーズである。アンダーグラウンド2で初めて体験した、オープンワールドの中をオリジナルの改造車で爆走するスリルは、当時の自分にとって衝撃的なものだったね。



監督は『ネイビーシールズ』('12)のスコット・ワウ、主演は『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポールで、6600万ドルという費用を投じた割にはB級感あふるる雰囲気を醸し出している。


あらすじは上記の通りで、ゲームシリーズのストーリーとの繋がりは一切ない。というよりゲームシリーズ自体にもストーリーがあったり無かったりするわけで、スーパーカーで公道レースをするというところの実写化と言える。『ワイルド・スピード シリーズ』が名を通しているこの手のジャンルにおいて、本作はゲームを知らない人からすれば、“ただの”カーアクション映画にしか視えないかもしれない。




 i634916.jpgPDVD_013_20141115104346522.jpg

感想


思ったより良かった


ストーリーは単純だが、無難なところで抑えてる感じで、あくまでメインはカーアクションを貫いてる、そんな内容。シリアスな展開の中にコミカルな笑いもあったりして、ツッコミどころはあるものの楽しく観ることができる。


主人公役のアーロン・ポールは大のクルマ好きで、そういうことからキャスティングされたのかは知らないが、正直『ブレイキング・バッド』のジェシーにしか見えなくてしばらく違和感があったね。もともと主演っていうキャラじゃないかも。



i663981.png

カーアクションはさすがの臨場感で、CGを使わないカースタントは圧巻。シェルビー・マスタングがデトロイトの街を爆走するシーンはここ最近のカーアクション映画では見れない迫力で、それに限らず各所で魅せる運転席視点はゲームをそのまま実写化したような臨場感がある
ドライヴ』('11)もカーチェイス素晴らしかったが、臨場感で言えば本作はそれ以上だろう。



しかしCGを使わない事にこだわりすぎたため、逆に安っぽくなってしまっているシーンもあったので、そこは残念。カークラッシュがその例で、スーパーカーはもちろんレプリカをぶっ壊すわけであるが、その壊し方がすごく80年代。ランプ(傾斜)を使った単純なもので車を転がし、別で車が転がる様子を撮影、そしてつなぎ合わせる。なんとも古くさい技術である。


あれだけマスタングを推しておきながら、最終レースは結局ケーニグセグ・アゲーラを使っちゃったのもがっかり。ストーリーの構成上そうせざるを得なかったのはわからなくもないけどね。どうせならブガッティ・ヴェイロンにアメ車が挑むレースを見たかった。ラスト、埋め合わせ程度に15年式マスタングが登場してたけどね。


どこからともなく現れるパトカー、ヘリによる大胆なレース妨害はゲーム通り。欲を言うならスパイクやロードブロックもほしかったかな。


とまあ色々とツッコミどころはあれど、車好きなら間違いなく楽しめる映画だったね。


総評


★★★★☆


車好きのための映画かな


 nfs_014210_c18.jpg PDVD_012_20141115104344d97.jpg

 
映画ブログ 外国映画(洋画)へ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ
他にこんな映画も観ています
コメント・トラックバック

管理者にだけ表示を許可する