映画『プルーフ・オブ・ライフ』 人質交渉人

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プルーフ・オブ・ライフ 原題「Proof of Life」

2000年 アメリカ


監督 テイラー・ハックフォード
出演 ラッセル・クロウ メグ・ライアン デヴィッド・モース


アメリカ人のダム建設技師ピーター・ボーマンが南米テカラで反政府ゲリラに誘拐された。ロンドンのK&R(誘拐身代金保険企業)に籍を置く人質交渉人テリー・ソーンが早速南米に飛ぶ。

怯えるピーターの妻アリスは、彼の冷静な行動に落ち着きを取り戻すのだった。そしてテリーは人質交渉を開始。身代金を引き下げるために持久戦に持ち込もうとする。

だが、交渉は決裂し、テリーは同じ人質交渉人の仲間たちとピーターを救出すべく強行突入する

Amazon.co.jpより



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解説


気になってはいたが観るに至らず、今回Huluで見つけたので鑑賞。
毎度言うけど自分では借りようと思わない作品があったりするのがHuluの良い所だよね。宣伝ね。


監督は『Ray/レイ』('04)や『PARKER/パーカー』('13)などのテイラー・ハックフォード


あらすじは上記の通り。外交官や諜報部員などの誘拐、拉致事件を専門に手がける交渉人の物語で、
ラッセル・クロウ演じる主人公が、南米テカラで誘拐されたアメリカ人建設技師ピーター・ボーマンを身代金交渉で救出しようとするお話。


感想


楽しめたけど、ちょっと長い。


まるで実話を基に作ったかのような社会派ストーリーで、反政府ゲリラによる誘拐ビジネスをのんびりこってり描いており、娯楽性あふるるものを期待した人はまず途中で飽きる、そんな内容。


決して長尺映画がダメとか言っているのではなく、この内容であればもうすこしテンポの良い作品に仕上げられたのではないかと思わせるシーンが多く、地上波で放送されるなら確実にカットされるだろうなという箇所がぽつぽつと見受けられる。とくに前半の展開がかなりまったりで、妙な人間ドラマを見せらたりして少々退屈。


中盤からは割りと面白くなるが、誘拐されている人質を助けるべくという流れのはずなのに、なぜか緊張感がない。


というのも、誘拐したゲリラに対して恐ろしさを感じない。
序盤の誘拐シーンでは無差別的な拉致に「恐えぇぇ」ってなったんだけど、中盤以降はゲリラの私生活なんかも描かれたりして、人質が殺されてしまう恐怖ってのは完全に無くなっていた。『ブラッド・ダイヤモンド』(06)のゲリラはそのヒャッハーっぷりにものすごく恐怖を感じたが、本作のゲリラは“あくまでビジネス”を貫いており、むやみに人質を殺したりはしない。


てことで後半は「一体どんな秀逸で巧みな交渉術で救出するんだろう」という所への期待だけで観ていたのだが、まさかの交渉決裂、そしてまさかの現地突入。アクション映画の始まり。


でもアクション映画好きにとって終盤の『プレデター』('87)を思い出すゲリラ一掃作戦は結構良かった。戦術的で迫力もあり、ようやく緊張感が戻ってきた感じで、銃を持つラッセル・クロウがまたカッコ良いんだよね。


恋愛要素もあったが、この映画に必要だったかがすごく疑問。


とまあいろんな要素を詰め込んだせいなのか、それぞれがなんとも浅いものになっているような感じがしたね。


総評


★★★☆☆


ちょっと期待しすぎたかな


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