映画『ワールド・ウォーZ』 ありがちだけど驚異的!

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ワールド・ウォーZ 原題「World War Z」

2013年 アメリカ


監督 マーク・フォースター
出演 ブラッド・ピット ミレイユ・イーノス ファナ・モコエナ


元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞にはまっていた。

すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んでくる。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げるジェリー。やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。

そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。

シネマトゥデイより



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解説


2014年最初のレビュー
久しぶりに高予算大作映画、劇場には行き損ねたが期待していた作品。


あらすじは上記のとおり。


元国連捜査官のジェリーが、世界的パンデミックを打開すべく立ち上げるお話。


感想


いやあ、面白かった!


序盤、イントロの時点で世界ではあらゆる〝異常〟が起きており、よからぬことが起きる前触れのような妙に不安を与えるBGMでワクワク感をさっそく募らせてくれる。


比較的早い段階で予告編で印象的だった街中での大混乱があり、開始10分と経たない段階で世界は壊滅状態。
正直このテンポの良さは予想をはるかに超えており、すっかり入り込んでいた。


スーパーに群がる人々、互いに襲い合い、攻撃しあう。狂気に満ちた人間たちはゾンビなんぞよりも恐ろしいってのはどのゾンビ映画でもある表現だが、本作で個人的に絶望感を一番感じたのが、ワシントンの壊滅と大統領の死。


どんなディザスタームービー、パニックムービーであっても大統領が死ぬことはない、もしくは死を描くことがめったに無いアメリカ映画で、きっぱりと大統領が死んだと言っている。アメリカ映画で絶対的存在の大統領が死ぬなんて、それはもう相当な事態なのである



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そんな中で、主人公ジェリーは事態の源をつきとめるため、韓国、イスラエルへと飛ぶ。
どこへ行こうともゾンビたちの勢いはすさまじく、巨大な壁によりゾンビの侵入を防いでいたイスラエルさえも壊滅。その中で時折見かけるゾンビに襲われない人物。 彼らの共通点はいったいなんなのか、そんな謎を抱えて物語は進んでいく。


前述の通り全体的にテンポが非常に良く、ほっと一息つかせる間もなく展開しドキドキが止まらない。


終始〝パンデミックの決定的な打開策を見つけるべく〟という流れではあるものの、その単一な目的が退屈に感じることは無い


舞台もひとつにとどまらず、各国各地へと移るので、必然的に内容も詰まっている感じに思える。
いわゆる〝観た感〟がしっかり残る。




少々褒めすぎてしまったが、そのテンポさゆえ、全体的に説明不足、設定不足な点も多くあるのも事実。
え?あれは結局どういう意図で描かれてたの?という疑問が、観た後一息つくと湧いてくる。


伏線と思わしき部分がすべてほったらかし、そんな感じである。


それとこれは誰しも思ったこととおもうが、主人公ジェリーの運がハンパじゃない。
ジョン・マクレーン並み、もしくはそれ以上に運が良く、不死身の男といっても過言ではない。


娯楽性の高い作品ゆえ、上記の通り色々と細かい部分に荒が目立つが、面白かったか面白くなかったかで言うと、やはり面白かった。映画として十分に楽しめる出来であるし、ゾンビものという時点でそこまで理屈にこだわる必要もないかと思う。


総評

★★★★☆

あっという間の2時間で十分に楽しめました


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