映画『ラスト・アクション・ヒーロー』 シュワシュワシュワッァチ!

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ラスト・アクション・ヒーロー 原題「Last Action Hero」

1993年 アメリカ


監督 ジョン・マクティアナン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー オースティン・オブライエン チャールズ・ダンス


映画のヒーロー、“ジャック・スレイター”に夢中の少年ダニーが、不思議なチケットを手に入れたことから、スレイターの活躍する映画の中へ入りこんでしまう。

そして、スレイターを狙う殺し屋は、ダニーの持つ魔法のチケットに目を付けた。殺し屋はチケットを使って現実世界にやって来たが…。

allcinema(映画データベース)より



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解説


“筋肉モリモリマッチョマンの変態”でおなじみ、アーノルド・シュワちゃんネッガー主演のアクション映画。


不思議なチケットにより映画の中に入り込んでしまった少年と、その映画の中で活躍する主人公とが、共に立ち上がり、時空を超えた大冒険を繰り広げる、そんなお話。


監督は「ダイ・ハード」「プレデター」「トーマス・クラウン・アフェアー」「閉ざされた森」などのジョン・マクティアナン。


あらすじは上記の通り。


PDVD_0030.pngアクション映画『ジャック・スレイター』シリーズの大ファンである少年ダニーは、ある日行きつけの映画館の映写技師ニックの計らいにより、シリーズの最新作を、公開前にもかかわらず特別に鑑賞できるという特権を手に入れる。

約束の日、ニックはダニーに不思議な力を持つと言うチケットを手渡す。なんでもそれは、入場チケットに見えて、実は「異次元へのパスポート」なのだという。

ダニーは特に気にもせず、『ジャック・スレイター4』を鑑賞開始、すると途中、映画内の悪役が主人公に向けて投げたダイナマイトがスクリーンを飛び出し、ダニーのすぐ横に転げ落ちる。

爆発と同時に眩い光に包まれたダニー。気がつくと、そこはたった今スクリーンで観ていたはずのジャック・スレイター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が運転する車の中であった。


感想


いやー、面白かったー


地上波で放送されることも少なく、シュワちゃんの映画ではおそらく知名度も低いであろう本作。自分もタイトルは知っていたがイマイチ観る気が起きなかった作品のひとつである。


まあ食わず嫌いというのはいけないもので、映画って観る前から「だいたいこういう感じだろう」的な仮評価をつけてしまうのはナゼなのだろうか。その評価を上回れば「おもしろかった」下回れば「そうでもなかった」となるわけで、なんとも勝手なものである。



それはさておき映画について。


序盤、映画内での映画「ジャック・スレイター3」の終盤から本編スタート。


PDVD_013_20131118085745c97.png80年代ヒーローアクションの王道スタイルで登場したシュワちゃん演じるジャック・スレイター。
子供を人質にとった悪党を、これまた80年代王道スタイルであっというまに鎮圧。


てな映画が大好きな少年ダニーは、ジャック・スレイター最新作をいち早く観れるということで超ウキウキ。
まあこの次回作を楽しみに待つ感覚すごいわかるんだよね。過去作を何度も見ていればなおさら。






そして上記の通り映画の中に入り込んでしまったダニー。
ここからは、ダニーとジャック・スイレターが、共に映画内で映画内の悪役を倒すために映画内で奮闘するという展開で進んでいく。


その世界を映画として普段から見てきたダニーは、映画内の登場人物のあらゆる素性を知り尽くしており、ジャックに協力しようとするが、所詮子供の言うこと、信じてはもらえない。


この設定がなんともコミカルで、ジャックが突然言い放った「I'll be back(戻ってくるぞ)」を、ダニーが「そんなの知ってる、あんたの口癖、ターミネーターのきめ台詞じゃん」と言い返す様がなんとも微笑ましい。


おもしろいのが、映画内でしか成し得ない、もしくはあり得ない展開をダニーがバサバサ切っていくところ。爆発してもなぜか死なない登場人物、都合よく避けてゆく車、都合よく現れる仲間、局番555などに冷静につっこむ様が実に痛快。


いわゆるメタフィクション的なやりとりが、この映画のキモであり、旨味と言ってもよいだろう。





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そしてダニーが現実世界に戻る唯一の切り札であったチケットが奪われ、取り返しに向かったところで悪党がそれを使い現実世界へワープ!それを追ってダニーとジャックもワープ!


ものすんごいドタバタ展開だが、映画の世界と現実世界の区別をしっかりつけている所は素晴らしい。


現実で車のガラスを割ればいくらシュワちゃんだろうと痛いし、車も避けてはくれない、そして都合よく警察も来てはくれない。銃を撃っても警察が来ないという演出はなんとも現実世界への皮肉を感じた。いい意味で。





全体を通して本作の見どころは、やはり映画と現実を超越したストーリー展開にあるかと思う。
アクション映画を観ていれば観ているほど面白いし楽しめる。もちろんアクションシーンも満載で、なおかつ有名アクション映画のパロディ満載


ターミネーター2のT1000を演じたロバートパトリックがT1000そのままでロス市警察署に登場したり、ダイハード3の終盤、くさりで首を釣られたマシアスに関するセリフをダニーが言うバックにダイハード3のBGMが流れたり、ターミネーターを演じた俳優がシュワちゃんではなくスタローンになっていたり、ヴァン・ダムがカメオ出演していたり。


アクション映画好きの心をくすぐる要素が多々盛り込まれていたことに感動すら覚えた。


逆に普段映画を観ない人からしたらかなり退屈な演出の数々になっているのではないかと思った。物語自体はヒーローが悪党をやっつける、単純なものだからね。


総評


★★★★☆

この時代のアクション映画ってホントに面白いものばかりですよね


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コメント・トラックバック
No title

また懐かしい作品ですね!
タイトル見た瞬間、懐かしさとどんな映画だったっけ?と…

シュワちゃんの映画は「トゥルーライズ」がダイスキで(*´ω`*)

追記:ブログに遊びに来ていただいてありがとうございました!
イラストは、基本トレーラーなんかからのトレースですヘ(-′д`-)ゝテヘヘ

2013.11.18 17:01 ハリガネ URL[編集] 返信
Re: No title

ハリガネさんこんちは!

トゥルー・ライズいいですねー、自分も大好きです。

トレースというと半透明にして写す感じのものですかね?ちょっと詳しくないものですいません笑
それでも十分すごいですけどね!

2013.11.20 18:16 Hiro URL[編集] 返信
なつかしい!

この映画は小中学生の時、
金曜ロードショーや日曜洋画劇場とかでよく観てました!
なので吹き替えでしか観たことないんですが、
映画の世界に入り込んでしまうという
ワクワク感はたまりませんよね!

私は『アマデウス』が好きなので、
サリエリ役の俳優さんに向かって、
「モーツァルト殺した人だ!」っていうセリフが痛快だと思いました!
いろんな映画のパロディがあるので、
きっと今また観たら新しい発見があるんだろうなって思います。
シュワちゃんの作品では
知名度低いんですかね~??

機会があったら見直してみたいです♪

2013.11.21 00:53 なるは URL[編集] 返信
Re: なつかしい!


なるはさんこんちはー

モーツァルトのくだり、そういうことだったんですね!
ほんとにパロディ満載で驚きます^^;

知名度、なんとなく00年の「シックス・デイ」あたりと似たような感じに思えます笑
他の代表作に埋もれちゃってる感がね…笑

2013.11.23 16:18 Hiro URL[編集] 返信

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