映画『グランド・イリュージョン』 実は誰よりも利口なハルク

entry_img_173.jpg

グランド・イリュージョン 原題「NOW YOU SEE ME」

2013年 アメリカ フランス


監督 ルイ・ルテリエ
出演 ジェシー・アイゼンバーグ マーク・ラファロ ウディ・ハレルソン


マジシャンとして一流の腕を持つアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを束ねていた。

彼らはマジックショーの中で、ラスベガスから一歩も動くことなく、パリにある銀行から金を奪ってみせた。

この件を受けて、次の計画を彼らが実行する前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が捜査を始めるものの…。

シネマトゥデイより



 capture-20131111-224904.jpg capture-20131113-164726.jpg

解説


前々から期待していた本作。ようやく鑑賞することができたのでレビュー。


監督は「トランスポーター」や「タイタンの戦い」などのルイ・レテリエ。


主演にジェシー・アイゼンバーグ、その他ウディ・ハレルソンモーガン・フリーマンマーク・ラファロなど、何気な豪華キャストも本作の特徴。


あらすじは上記の通り。


capture-20131111-2233576.png手品の如く突然現れたタロットカードに導かれ、とあるアパートの一室に集まったおせじにもスターとは言えない無名のマジシャンたち4人。

1年後、彼らは“フォー・ホースメン”というスーパーイリュージョニストグループにまで成り上がり、本場ラスベガスの舞台で大勢の観客が見守る中、一歩も動くことなくパリにある銀行から大金を奪いとってみせた。

このことを黙って見過ごすわけにはいかないFBIは捜査を開始。
しかしお堅い聴取を行う捜査官たちはすっかりナメられ、フォースメン誰一人として口を割らせることは出来なかった。

そこでFBIはマジックの種明かしの名手であるサディアスに助けを求めるのだった。


感想


うーむ、とんでもない超大作を期待したけど、そこまでではなかった。
あ、でも普通におもしろかったよ。


今回の主役となるイリュージョニスト、“フォー・ホースメン”。
まさしくスターともいえる格好とパフォーマンスで、早々にパリの銀行から大金をあっさり奪い取り、天からの恵みを思わせるような演出で会場に降り巡らせる。


ああ、かっこいいなあなんて眺めていつつも、やっぱり気になるのはそのタネ。
あっと驚く手法かと思ったら実は意外と簡単なトリックで、結構早い段階でサディアスによって種明かしされる。


“オーシャンズ”と言えばわかってしまうような単純トリック


4人によるマジックショーは劇中に大きく分けて3つあるわけだが、最初の銀行は無茶だがまあ現実的に可能であるので良しとして、それ以外は正直どう行動してもムリでしょ!って思うようなものばかり。


まあ別にマジック&種明かしにだけ期待して鑑賞したわけではないので特に気になりはしないが、なんとなくマジックというよりは催眠術をかけた人間を操っているっていう場面が多いようにも思えて、そっちの方が気になった。


そら人間を操れるならなんだってできちゃうもんね。





 capture-20131113-164822.jpg capture-20131113-170210.jpg



中盤以降は、フォー・ホースメンとFBIとの、鬼ごっこが繰り広げられる。


ハルクディラン率いるFBIになんとしても捕まらないようにと、ひたすら逃げる4人
舞台で華麗にキメた4人が、ショーが終わった瞬間に猛ダッシュで逃げ始める様子はどととなくシュールに思えた。


そんな中にまるでスパイ映画を見ているような肉弾戦があったり、カーチェイスがあったりと、アクション映画とも思えるシーンが盛りだくさんで個人的にはすごく得した気分になった


んでそのカーチェイスが熱い熱い


capture-20131113-165159.pngマニアックな話になるが、カーチェイスに登場するのは珍しい7代目シボレー・マリブと、BMW3シリーズ他警察車両との追いかけっこは、もう車好きにはたまらない。


カメラアングルなども走行方向を脳内で追いやすい構成で、カーチェイスの見本といっても良いレベル。


そしておまけにマリブが分離帯に接触しロールオーバー!もう最高です。






ラストはちょっとしたどんでん返しあり。
散りばめられた伏線がつながった繋がった瞬間はそれなりのすっきり感を味わうことが出来た。


全体を通してかなり説明不足な箇所があるが、綿密に構成されたサスペンスというよりは、娯楽性の高いスタイリッシュクライムアクションといった感じだったので変に頭を悩ませることも無く楽しんで観ることができた。(この間も同じこと言ったような...)


総評


★★★★☆

もう一度みたいと思わせてくれる映画でした


 capture-20131113-164800.jpg capture-20131113-164836.jpg

 映画ブログ 外国映画(洋画)へ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ
他にこんな映画も観ています
コメント・トラックバック

管理者にだけ表示を許可する