映画『トランス・ワールド』 伏線回収が心地よい

entry_img_164.jpg

トランス・ワールド 原題「Enter Nowhere」

2011年 アメリカ


監督 ジャック・ヘラー
出演 サラ・パクストン スコット・イーストウッド キャサリン・ウォーターストーン


人里離れた森の中――夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサ。森の中のキャビンに迷い込んだサマンサは、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇する。

最初はトムを警戒していたサマンサだが、彼の親切さに安心し、一緒に夫を待つことに。
するとキャビンにもう一人、ジョディと名乗る女が現れる。

彼女は恋人と強盗をした後で、どうしてキャビンにたどり着いたのかがわからない。
寒さと飢えから、3人は協力し合い、次第に打ち解けていくが…

Amazon.co.jpより



 capture-20131016-201627.jpg capture-20131016-202040.jpg

感想・解説


どことなく「キャビン」に似たパッケージに、どことなく意味ありげなタイトル。
知り合いに勧められたので鑑賞。


あらすじは上記の通り。


capture-20131016-201608.png森の中の山小屋で出会った見ず知らずの男女3人。
それぞれガス欠や車の故障など、トラブルの解決策を探す途中、森へ迷い込み辿り着いたという。

小屋にあった無線機は使い物にならず、なおかつ電気も無ければ食料もないそんな状況を打開すべく、その内の1人、トムが森を散策するが、突如銃声が鳴り響いたり、直線に歩いたはずが元の場所にもどっていたりと、普通ではないおかしなことが起こるのだった。

3人が迷い込んでしまったその場所とは!?、そして3人の運命は!?





うん、中々おもしろかった。


冒頭、ホラー映画を見る構えで観はじめ、いきなり80年代ロックと80年代風のイントロ開始。
あれ?DVD入れ間違えたか?と本気で思ってしまったというのはさておき、まあジャンルとしたはホラーではなくミステリーになるみたい。


山小屋、いわゆるキャビンを舞台に殺人鬼があれこれ、という類の映画はもう散々見てきたが、これはまた違った部類で、どちらかというと謎解き系。
雰囲気も低予算が功をそうして、独特の安っぽさが逆に閉鎖的な印象を与えてくれる。


で、なによりサマンサがかわいい。すごく美人。






共通点が無さそうで有りそうな3人、ジャンルがジャンルだけに、3人の会話のひとつひとつが何かの鍵になっているような気がして、そんなプチ推理が妙に楽しい。


そして物語が進んでいくにつれて、徐々に3人の素性が明らかになってゆき、3人は会話する中でどうも自分たちの話す内容に“矛盾”が生じていることに気がつく。


このあたりから面白い。
え?え?どういうこと?え?という展開で、それと同時にそれ以前の3人の会話や言動が頭の中で再生され、まさしく伏線回収という脳の納得感が、茂木さんも驚きのアハ体験。


そしてさらなる重要人物の登場で物語はヒートアップ!どんどん謎が解けていき、ついに3人の共通点が!


まあここまではすごく良かったんだけど、
謎が深すぎたゆえ、それが解けてしまうとそこからはどうでもよくなっちゃって、後半ちょっとスローペースに感じてしまったかなという印象。





全体を通してサクッと見れる良作ミステリーといった感じ。
金庫など若干の説明不足はあるけど、それなりに楽しませてもらったので細かいことは気にしません。

ラストも個人的にはアリかな。

総評

★★★★☆

B級映画はこういう掘り出し物があるからやめられないですよね



 

 capture-20131016-205129.jpg capture-20131016-204807.jpg

 
映画ブログ 外国映画(洋画)へ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ
他にこんな映画も観ています
コメント・トラックバック

管理者にだけ表示を許可する