映画 『キャビン』  予想を超える展開に驚き

キャビン

キャビン 原題「The Cabin in the Woods」

2012年 アメリカ

監督 ドリュー・ゴダード
出演 クリステン・コノリー クリス・ヘムズワース フラン・クランツ

夏休みに山奥へとバカンスへ出かけた大学生5人。古ぼけた山小屋の地下で見つけた謎の日記を読んだ時、何者かが目覚め、一人、また一人と殺されていく。

しかし、その裏に若者たちが「定番のシナリオ通り」死んでいくよう、すべてをコントロールしている謎の組織があった。その組織の目的は? 若者たちの運命は―? その先には、世界を揺るがす秘密が隠されていた…。

Amazon.co.jpより

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≪感想・解説≫

劇場公開が一部の映画館に限られており、DVD化を今か今かと待ちわびており、よーやくレンタルが開始されたので鑑賞。 監督は「クローバーフィールド」で脚本を努めたドリュー・ゴダード。

アベンジャーズのジョス・ウィードンも脚本製作に協力。


あらすじは上記の通り。

PDVD_002.jpg山奥にある別荘にやってきた大学生5人、しかしそこは人間を襲う怪物の潜む恐ろしい森だった。
というありがちなストーリーをその設定どおりに展開していくよう、様々な仕掛けを用いてコントロールする謎の組織があった。


今回の怪物として選ばれたのは、人の肉を切り刻むのを快感とする“ゾンビ一家”
果たして組織の計画通りに事は展開し、若者5人の命は奪われてしまうのだろうか!?






うん、斬新で面白い!

よくあるホラー映画の展開を覆すうんぬんは予告編で堂々と言っちゃてるから別に書いてもいいよね。


予想外の展開という事で前半はありがちなホラー演出で固めるのかと思いきや、意外にも“組織”の面々は冒頭でさっそく披露。 急遽そういった裏組織の絡む展開に持っていくわけではなく、終始並行して見せる感じね。


PDVD_003_20130908133452a85.jpgいとこの別荘ということでやってきた山小屋は、それはもうまさしくホラー映画のためにある小屋といった感じ。不気味な絵画、マジックミラー、妙な置物。 どこかでみたような、というか、見たことありすぎるタイプのキャビンである。

PDVDg_004.jpgそしてうまい具合に若者たちは山小屋の地下室へと導かれ、自ら“怪物”を呼び出してしまう。

先述したとおり、今回の怪物さんは、人の肉を切り刻むのが大好き“ゾンビー家


ここまでの流れと雰囲気が若干明るめだったので、そのゾンビ一家も主人公たちに返り討ちにされるパターンかという勝手な予想ははずれ、見事に襲われ、1人、また1人と死んでいく若者たち。


容赦無いゾンビ一家の攻撃に、あっという間に数を減らし、“よくある流れ”通りに展開、歓声に沸き立つ組織の一同。どうやら1人は生き残っても良いらしい。

確かにサイコホラー映画で主人公含む登場人物全員死亡、ほどバッドエンドって中々ないもんね。





さてさて
正直ここからが面白いネタバレあるよ!


生き残っても可な1人はさておき、死んだかと思われていたマーティ(吹替:桜塚やっくん)が再登場。
そしてあれよこれよとゾンビから逃げるのちに、なんと組織の研究所への入り口を発見。潜入。


そこでみたものは、あの「CUBE」を彷彿とさせる正方形のケースに入れられた、有名ホラー映画に登場するクリーチャーを元ネタにした怪物の数々。


PDVD_012.jpgそしてあろうことか、その怪物たちが研究所内に放出!!
殺戮パーティーの始まりダ!

一応劇場公開時はR指定の映画なので、ゴア表現も容赦ない。
エレベータから怪物が登場するシーンは名場面といってよいほど。


“事”が済んだ後、殺された人間のお肉をむさぼり食うゾンビがなんともかわいらしい。





あーだこーだあって、結局若者5人を殺す真の目的は、大昔に地上を支配していたという神々を抑えておくための生贄ということらしい。(解説はシガニー・ウィーバー

ラストはその神々の復活というなんともファンタジー映画のような終わり方。でも納得。


今まで数々のホラー映画を観てきた人はさぞ楽しめるであろう本作。
最近マンネリ化しつつある森を舞台にしたサイコホラーに良い刺激を与えたであろう一作であった。


≪総評≫

★★★★☆

いやー、予想以上に面白かったです

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タイトル

こんにちはー。
これはかなり面白かったですね。ホラーファンにはたまりませんでした。
後半をもっと長く詳しく見せて欲しいくらいでした。
それにしても、若者が無残な最期を遂げるだけに止まらないラストは「エライことしてくれましたね」と思っちゃいました。

**TB打たせて頂きました!

2013.09.08 15:52 momorex URL[編集] 返信

管理者にだけ表示を許可する

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2013.09.08 15:49 momoな毎日

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おススメ度 ☆☆☆     ゾンビ映画好き ☆☆☆☆ 最近は、ゾンビ映画も数々出て、飽きた人も多いが、まだまだファンもいるらしい。 こんな映画を推薦すると、また変な映画ば

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